くいしんぼうなニッコリーナスタッフのお買いものカゴをご紹介します。
今回は、「地元のちいさなお店で買う」にこだわる、二人のスタッフのお買いものをのぞいてみました。
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今夜のおかず、小田原のソウルフードとは?
まずは、海辺の町に暮らす、リモートワークのスタッフのお買いものをご紹介します。
「海の近くに住んでいるので、休日は地元でお刺身やお魚の惣菜を買うことが多め。
この日は小田原のソウルフードというPOPに惹かれて「おしつけの唐揚げ」を夕飯のおかずに買ってみました。
・残念ながら地魚は売り切れていたので、天然真鯛のお刺身を
・サーモンはミルクスープに
・昼食用に大磯パスティフィッチョさんの生パスタ(もちもちで絶品!)
・娘が好きな小田原の大津みかん
・夫が好きな湯河原十二庵さんの寄せ豆腐
この日は橋平鮮魚店さん、地場屋ほっこりさんをハシゴしました!」
多いときは1万人も訪れるという海辺のマルシェ
「地元で買うと地産地消になるし、フレッシュ感があります。湘南エリアは葉物の栽培がさかんだし、やっぱり野菜は産地が近いことが大事ですね。春先には、今朝掘ってきました、というたけのこが出たりします」とスタッフ。
ところで「おしつけ」ってどんな魚なんでしょう?
気になって調べてみると「アブラボウズ」というカサゴ目の魚の別名で、脂がのったぷりぷり白身が絶品だそう。うーん、食べてみたい……。
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西荻窪の商店街をぐるぐる買いまわり
お次は、私たちの事務所のある西荻窪在住スタッフのお買いものです。
「西荻窪で暮らして二十年余り、買物は駅から商店街を買いまわりすることが多いです。
まずは駅にある紀ノ国屋さんからスタート。店頭の産直コーナーにあった春菊が目にとまり、今晩は胡麻和えに決定。レジの横にあった福梅さん(福井県)のねり梅で、餃子の変わりたれにしてみます。
ソーセージ屋さんのハム盛り合わせは、明日の朝、同じ通りにあるパン屋さんの食パンにのせるのが楽しみ。
途中の八百屋さんでも野菜をいくつか。大きな赤かぶは、この冬3回目の甘酢漬けにする予定。
後日作ったという赤かぶの甘酢漬け
ようやくイチゴが手の届く値段になってきました。これも明日の朝の楽しみに。
おにぎり屋さんの店頭にあったよもぎ餅を見て、ひさしぶりに小豆を煮ようかな、と思い立ちました。
そんなこんな、帰宅する頃にはエコバッグはずっしり重くなっています」
小豆をたくさん煮て冷凍したそう。ふと食べたくなったときに便利!
「やっぱり西荻窪は歩いて楽しい町、発見がある町ですね」
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ふたりとも、共通点は地元のちいさな個人商店でお買いものをしていること。
スタッフのお買いもの談義に花が咲いたので、少しご紹介します。
「地元のお店に残ってほしいから、地元でお金を使いたいです。西荻の商店街はパン、とうふ、肉などそれぞれの専門店で買えることがいい」
「ちいさな魅力的なお店が好きなので、そういうお店が元気な町でいてほしい。それは自分が暮らす町が好き、ということでもあります」
「なるべくゴミを減らしたい。個人のお店はゴミが圧倒的に少ない!肉も、お肉屋さんで買うとトレーに入れず紙で包んでもらうくらいなので、ゴミが少ないです」
「食べものじゃないけど、本も、ネットで注文せずに必ず地元の個人店で買います。なかったら注文を入れて取り寄せる。地元の本屋さんに残ってほしい」
それから、小さなお店ではできるだけカードを使わない、という声も。
「小さなお店にとって手数料の負担はばかにならない!できるだけ現金で買う」
日常のお買いものから、その人が大切にしていること、暮らしかた、その先に町づくり、果ては世界までつながっているんだなあ……と気づかされます。
「スタッフのお買いもの」はシリーズでご紹介していきますので、次回もお楽しみに。
※価格やラインナップは購入時のものとなります